【保険適用で顕微受精inセントマザー 】治療費はいくら?自費との違いは?高額医療費って何?詳しくレビューします

患者
患者

新しく始まった保険適用
実際どんな感じなの?

2022年4月から不妊治療の保険適用が始まりました。

今まで不妊治療費は高額で、悩める不妊患者をさらに追い詰めていたのが治療費でした。
そんな中、菅総理の強いリーダーシップにより、ついに実現された保険適用。

悩める不妊患者を救うものになるかと思いきや、課題もたくさん…。なかなか厳しいスタートとなっております。

そんな中、保険適用制度を使って、この度「採卵〜凍結」を行いました!

実際保険適用でやってみてどうだったのか?自費との違いは?気になる費用は?治療費を抑えるコツは?など色々なことがわかったので、ブログにまとめます。

この記事はこんな方におすすめ
  • 保険適用での不妊治療を検討している方
  • 保険適用での不妊治療の全貌(治療内容・治療費・自費との違い)を知りたい方
  • 保険適用での治療費を安く抑えるコツを知りたい方
  • セントマザー での保険適用での治療について知りたい方

私の基本情報

一体あなた誰?!と思われるかもしれませんので、軽く私の自己紹介しておきます。

・過去に採卵5回移植8回実施→移植8回目で第一子妊娠&出産

・第一子妊娠までにかかった治療費は約700万円(全て自費)
・今回は第二子の不妊治療(凍結胚なし、採卵から)

私の第一子を授かるまでの不妊治療歴について興味がある方は下のブログをご覧ください。(長いので閲覧注意w)

保険適用での治療内容

診察回数・治療内容・治療費

回数受診日受診内容治療費
1月経前・治療計画立案
(夫婦での受診)
・精液検査(夫)
2,040円
2D3・内診(エコー)
・ホルモン値採血
・誘発剤(注射)6日分
・感染症チェック
 ※自費(11,000円)
23,270円
3D8・内診(エコー)
・誘発剤(注射)1日分
・休日診療代※自費
10,320円
4D10・内診(エコー)
・ホルモン値採血
・誘発剤(注射)1日分
5,640円
5D11・内診(エコー)
・ホルモン値採血
・HCG&アンタゴニスト
・休日診療代※自費
8,310円
6D13
採卵日
・内診(エコー)
・ホルモン値採血
(OHSSの可能性あり)
・採卵
・麻酔
・培養費用
63,848円
7D18・内診
・ホルモン値採血
(OHSSチェック)
・凍結費用
・休日診療代※自費
57,862円
合計171,290円

採卵周期の合計金額は、171,290円でした。自費だと50万〜60万円かかるのでかなり金銭的負担は軽い!

高額療養費制度が適用される方はさらに安くなります!※詳しくはのちほど記載します。

たま
たま

こんなに安くなるなんて♡

保険適用すごい!

治療内容は?自費との違いは?

保険適用になったら制限が多い!オーダーメード治療できない!などトラブル多発な感じでしたが、私のクリニック(セントマザー )では、自費での治療とほぼ同じ治療が受けられました。一体何が違うの?と言いたくなるくらい、自費の治療と変わりませんでした。

薬の種類や量などは保険適用だと制限があるみたいですが、私の場合はこの制限に引っかからなかったので保険適用で支障はありませんでした。私のクリニックはもともとシンプルな治療法なので影響がなかったのかもしれません。

保険適用での治療 メリットデメリット

保険適用で治療してみてわかった、メリットとデメリットをまとめます。

メリット

  • 価格が安い
  • 高額療養費制度がお得。ひと月内の医療費の上限しか払わなくていい。
  • スタンダードな治療が受けられる

デメリット

  • 治療内容に制約あり
    できない治療法がある
  • 待ち時間が長い
    (保険適用のクリニックは患者が増え待ち時間が長くなる)
  • 保険適用したくないクリニックが多い

メリットはとにかく価格が安いこと。高額療養費制度が使えればさらに費用負担は軽くなる方もいます。

治療法は制限がありますが、厚生労働省は保険適用OKの治療法もどんどん増やしていってるみたいなので、効果的な治療法については、今後ほぼ保険適用OKになりそうな感じがします。

実際に保険適用で治療してみてどうだった?

私の場合メリットの方が多いと感じました。保険適用に前向きなクリニックだと問題なく治療を受けられるのでは?と思います。逆に保険適用に前向きではないクリニックだと何かと理由をつけて保険適用での治療に否定的なように感じます。(おそらく保険適用だと儲からないのだと思います。都内の病院とか特に)

保険適用で治療したい方は、保険適用での治療を前向きに実施している病院を選んだ方がストレスがないかと思います。

保険適用になっても病院探しの大変さは変わらない…

保険適用での治療費を抑えるポイント

実際にやってみて気づいた、治療費を抑えるポイントについてまとめます。

  1. 高額療養費制度を利用する
  2. ひと月内での治療とする(月をまたがない)

①高額療養費制度を利用する

高額療養費制度とは?

同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度

保険適用での治療費を左右するものは「高額療養費制度」です。「高額療養費制度を制すものが治療費を制す」と言えるくらい、そのくらい鍵を握る制度です。

高額療養費制度の自己負担額はいくら?

※参照画像:乳がん,jpより参照

このように年収によって自己負担額の上限が設定されています。

平均的な年収(370万円〜770万円)であれば、1ヶ月の治療費(自己負担額)の上限は約8万円程度

患者
患者

治療費がいくらかかっても8万円ってこと!?

そうです!高額療養費制度を使えば、1ヶ月で30万かかったとしても、100万円かかったとしても、自己負担額は8万円なのです。※年収370万〜770万円の場合

詳しく書けばキリがないので、詳しくは以下のリンクからご確認ください。高額療養費のことが詳しく書かれています。

→詳しくはコチラ ※協会けんぽHPより

高額療養費制度を使った治療費の例 

私の治療費の例を使って、年収別で自己負担額はいくらになるのか?についてまとめてみます。

年収約370万円〜770万円の場合

受診月治療費実際の治療費
(自己負担額)
4月合計25,310円25,310円
5月合計145,980円82,076円
171,290円107,386円

自己負担額は107,386円!実際にかかった治療費よりも大幅に負担が軽くなりますね。

年収約770万円〜1,160万円の場合

受診月治療費実際の治療費
(自己負担額)
4月合計25,310円25,310円
5月合計145,980円145,980円
171,290円171,290円

自己負担額は治療費と変わらず…。年収が高いと高額療養費制度を利用しても負担額は変わらないケースあり。

年収約370万円以下の場合

受診月治療費実際の治療費
(自己負担額)
4月合計25,310円25,310円
5月合計145,980円57,600円
171,290円82,910円

自己負担額は82,910円。なんと10万円以下!

保険適用になり、治療費は3割負担となりました。これでも十分負担が軽くなるのですが、高額療養費制度によってさらに負担は軽くなりますね。高額療養費制度の恩恵が受けられるかどうかは年収によって差が出てきますが、多くの方が治療費負担が軽くなるのでは!?と思います。

たま
たま

保険適用ってすごい!
高額療養費制度ってすごい!

注目

高額療養費制度は、1ヶ月(月初め〜月末)内でしか使えません。
できる限り1ヶ月内での治療とした方が金銭的メリットがあります。

月をまたいで治療をするともったいないことになってしまいます。(なかなか月経周期はコントロールできませんが…)

わかりやすく、私の治療費例で例えると…

月をまたいだ場合 ※例:年収約370万円〜770万円

受診月治療費実際の治療費
(自己負担額)
4月合計25,310円25,310円
5月合計145,980円82,076円
171,290円107,386円

1ヶ月内で抑えた場合 ※例:年収約370万円〜770万円

受診月治療費実際の治療費
(自己負担額)
4月
5月合計25,310円
145,980円
25,310円
82,076円
171,290円82,706円

4月の治療が5月にスタートできていれば、4月分の治療費も5月分に含まれ、上限金額の約8万円で済みます。

たま
たま

私は月をまたいで治療してしまいました…。

治療をどのタイミングで始めようかな〜と迷っている方は、1ヶ月内に治療を開始し終了できるタイミングを選んでも良いかもしれません。

保険適用になって新鮮胚移植が増えている?

保険適用になり、新鮮胚移植が増えているというのを聞いて、なんで?凍結胚移植の方が妊娠率高いのに!と思っていましたが、高額療養費制度が関係しているかもしれませんね。1ヶ月内で採卵から移植(新鮮胚移植)までしてしまえば、金額的には非常に安くなります。

まとめ

長くなりましたが…、私が実際にやってみてわかったことについて記載しました。

保険適用への批判やまぎらわしい情報が多くて…、始める前は不安がいっぱいでしたが、始めてみると自費の治療の時と何が違うの!?といった感じでした。

保険適用での治療費には毎回驚かされ、「え?こんな安くていいの」と驚くばかり。その後高額療養費制度のことを知り、さらにびっくり。もっと早く知りたかったなぁと思いました。

つらいことが多い不妊治療ですが、金銭的負担が少なくなると少し気が楽になり、精神的には助けられました。自費の時よりもリラックスして治療に取り組めたような気がします。

まだまだ始まったばかりで課題も多い保険適用制度ですが、不妊治療に取り組んでいる患者さんを精神的にも金銭的にも救う制度となることを願っています。

この記事が保険適用にて不妊治療を始めようと思っている方や不妊治療に取り組んでいる方のお役に立てれば幸いです。

たま
たま

皆さまの未来が明るいものでありますように

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